進捗報告は、やったことを全部並べる作業日記ではありません。

受け手が知りたいのは、まず今どんな状態かです。そのあとに、なぜそう判断できるか、次に何をするかを続けます。

基本形は、

状態 → 根拠 → 次のアクション

の3つです。

最初に状態を書く

最初の1行で、たとえば「順調」「遅延」「判断待ち」「相手待ち」「完了」のどれかを示します。

状態:予定どおり進行中です。

「進めています」だけでは、予定どおりなのか遅れているのか分かりません。

根拠を1〜2個だけ書く

根拠:20件中14件まで確認済みです。残り6件は9月16日に確認予定です。

「かなり進みました」のような感覚表現より、受け手が現在地を判断できる情報を置きます。

次のアクションを書く

次:残り6件を確認後、9月16日 17:00までに最終版を共有します。

ここまであると、受け手は次の報告をいつ待てばよいか分かります。

順調なときの例

状態:予定どおり進行中です。
根拠:全30ページのうち22ページまで校正済みです。
次:残り8ページを確認し、9月16日午前に完成版を共有します。

判断待ちのときの例

状態:仕様確認待ちで作業を止めています。
根拠:A案とB案で納品形式が変わるため、現時点では確定できません。
次:本日15時までにA/Bどちらで進めるかご確認ください。回答後、2時間程度で作業を再開できます。

「止まっています」だけではなく、何が決まれば再開できるかまで書きます。

数字がない仕事でも工程で根拠を作る

件数で測れない仕事なら、「調査完了」「構成確定」「初稿完成」「レビュー待ち」「修正中」のように工程を区切ります。

状態:初稿完成、レビュー待ちです。
根拠:本文と図表は完成し、現在は担当者確認に回しています。
次:9月17日の回答後、修正を反映して納品します。

進捗報告テンプレート

件名:【進捗】○○案件 / 9月14日時点

状態:
根拠:
次のアクション:
次回報告予定:

進捗報告の目的は作業量をアピールすることではありません。現在地と次の一手を共有し、相手が追加確認しなくても状況判断できるようにすることです。

おすすめの記事