遅れているときの進捗報告で避けたいのは、原因説明だけが長くなって、結局いつ終わるのか分からない状態です。
遅延報告では、
現在の遅れ → 原因 → 影響 → 回復策 → 相手に頼みたいこと
の順に分けます。
最初に遅れを具体化する
当初は9月14日完了予定でしたが、現時点では約1日遅れています。
件数で示せるなら、
50件中35件まで完了しており、15件が未処理です。
と書きます。
原因は短く事実として書く
原因:受領データの列構成が想定と異なり、変換処理の見直しが必要になりました。
長い事情説明より、「何が作業を止めたか」が分かれば十分なことが多いです。
影響範囲を分ける
影響:中間確認は1日後ろ倒しになりますが、最終納品日の9月18日は維持できる見込みです。
最終納品へ影響するなら、そこを曖昧にしません。
回復策と新しい見込みを書く
回復策:変換工程を先に固定し、残り15件を本日中に処理します。
新しい見込み:9月15日 17:00までに中間版を共有します。
「急いで対応します」ではなく、何を変えて、いつまでにどこまで戻すかを書きます。
相手の判断が必要なら最後に絞る
確認いただきたいこと:
最終納品日を優先し、中間レビューを省略してよいか、本日15時までにご確認ください。
遅延報告の例文
件名:【進捗・遅延】○○案件 / 9月14日時点
当初9月14日完了予定でしたが、現時点で約1日遅れています。
原因:
受領データの列構成が想定と異なり、変換処理の見直しが必要になりました。
影響:
中間確認は1日後ろ倒しになります。
現時点では最終納品日の9月18日は維持できる見込みです。
回復策:
変換工程を先に確定し、残り処理を本日中に進めます。
9月15日17時までに中間版を共有します。
確認いただきたいこと:
最終納品日を優先し、中間レビューを1回にまとめてよいか、
本日15時までにご確認いただけると助かります。
まだ回復見込みが分からないとき
無理に「明日には終わります」と約束しません。
現時点では完了時刻を確定できません。
本日16時までに原因切り分けを完了し、その時点で新しい見込みを再報告します。
遅延報告の役割は謝罪文を長く書くことではありません。相手が「何が遅れ、何に影響し、次に何を判断すればよいか」を理解できることが重要です。
