Power Queryの更新後に列の順番が変わるなら、列名を基準に並べ直すステップを追加します。ただし、順番を固定するだけでは新しく増えた列を見落とす可能性があります。列順と同時に「必須列の欠落」「予定外列の追加」を検査するのが安全です。

元ファイルごとに列順が違う状況を確認

更新前に必要列を日付/取引先/金額/担当と決めておきます。取り込み元のCSVで金額と担当の位置が入れ替わっても、同じ列名であれば列順指定により再配置できます。逆に見出しが金額から売上金額へ変わったなら、名前による照合は失敗します。列名の表記ゆれを先に統一してください。

必要な列名を基準に列を並べ直す

[ホーム]や[変換]の列移動で希望する順序にした後、詳細エディターで必要なら次の式を使います。

Table.ReorderColumns(前のステップ,
    {"日付","取引先","金額","担当"}, MissingField.Ignore)

MissingField.Ignoreは足りない列を作りません。欠落列をnull付きで作りたい場合はMissingField.UseNullを検討しますが、どちらも欠落が発生した事実を監査しないまま通過させてよいわけではありません。

新列・欠けた列がある場合の扱いを決める

Table.ColumnNamesで現行列名を取得し、必須リストとのList.Differenceで「欠落」と「追加」を検出できます。例えば期待4列に対し注文番号が追加された場合は、その列を意図せず捨てずに例外一覧へ保存します。Power Queryの列順は見た目だけの問題でも、CSV出力先の取込仕様が位置基準なら業務上の重大な問題になります。

更新後の列順と見出しを自動比較する

2種類の検証用ファイルを用意します。Aは列順だけ入れ替え、Bは必須列を1本削除して未知の列を1本追加します。Aは期待4列順で出力、Bは例外として識別できることが合格条件です。更新結果の列数だけでなく、見出しの順番とサンプル値の対応を確認してください。

参考資料

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