Googleフォームの質問を途中で変更すると、変更前と変更後で回答の意味や選択肢が一致しなくなる場合があります。過去回答を消さず、変更履歴と新旧の対応表を残すと集計しやすくなります。

設問を変更した時点を特定する

  • 質問文を変えただけか、回答形式や選択肢の意味まで変えたかを区別します。
  • 選択肢の追加・削除・統合があった日時を確認します。
  • 連携スプレッドシートの列見出しと回答形式がどう変わったか調べます。
  • 変更前後のデータを無理に一つの選択肢へまとめてよいか判断します。

旧回答と新回答を同じ意味の列に混ぜない

  1. 元回答のバックアップと変更前の質問一覧を保管します。
  2. 質問ごとに旧版と新版の対応を表にします。
  3. 意味が同じ選択肢だけを共通カテゴリへ集計し、意味が変わったものは別カテゴリにします。
  4. 回答日時からフォーム版を判定する列を追加して集計します。
  5. 今後は大きな質問変更の前にフォームの複製・試験回答を行います。

異なる尺度の回答を一列へ混ぜない

  • 回答選択肢の文字が同じでも意味が違う場合、一つの集計値に混ぜないでください。
  • 回答者の過去回答を後から推測して補正しないでください。
  • 途中で追加した必須項目は、旧回答に値がないことが正常です。

質問変更前後の集計式を照合する

  • 変更日前後の代表回答を確認し、分類が正しく分かれているか検査します。
  • 集計表には旧版・新版の区別を残します。

設問文を変えたときの集計例

「満足度を5段階で回答してください」を途中から「10点満点で回答してください」に変更した場合、数字の5と5が意味する尺度は違います。過去の回答の値を書き換えて10点満点に揃えたことにすると、元の意味が失われます。集計表には設問版または変更日を追加し、旧版と新版を区別します。

フォームの設問を削除・移動すると、連携シート側の列構成や集計式にも影響することがあります。変更前の回答を保存し、旧設問と新設問の対応表を作成したうえで、集計式が正しい列を参照しているか確認してください。

設問の変更を元データの事実と混同しない

Google公式ヘルプはフォームの質問や回答選択肢を編集できることを説明していますが、変更前の回答に新しい尺度を自動適用する機能を保証しているわけではありません。旧回答の原値を残し、新旧設問を別列として表示するのは運用上の推奨です。変更日の正確な記録がない場合、古い回答の尺度を推測して換算しないでください。

参考資料

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