4月1日から翌年3月31日までを同じ年度として集計するなら、Power Queryで暦年をそのまま使わず、日付を3か月戻した年を年度の開始年と定義します。例えば2027年3月は2026年度、2027年4月は2027年度です。年度の名称を「開始年」か「終了年」のどちらで表示するかも、最初に決めてください。
4月から翌3月までを1年度と定義する
「2026年度」を2026年4月〜2027年3月とする前提です。暦年のDate.Year([取引日])で集計すると、2026年12月と2027年1月が分断されます。元データは取引日を日付型に変換し、日時型・文字列型が混じる行は先に処理します。空欄の日付に年度を振らず、エラーまたは未判定として分ける設計にします。
日付列から年度と四半期を算出する
Power Queryエディターで[列の追加]→[カスタム列]を選び、取引日が日付型であることを確かめて、年度開始年には次を使います。
if [取引日] = null then null
else Date.Year(Date.AddMonths(Date.From([取引日]), -3))
四半期には次を使用します。
if [取引日] = null then null
else Number.IntegerDivide(
Number.Mod(Date.Month(Date.From([取引日])) - 4 + 12, 12), 3
) + 1
4〜6月は第1四半期、1〜3月は第4四半期です。列型は整数にします。
年末年始と3月・4月の境界を試す
検査用に2026/03/31、2026/04/01、2026/12/31、2027/01/01、2027/03/31、2027/04/01の6行を用意します。期待値は、2026/03/31→2025年度Q4、2026/04/01→2026年度Q1、2027/01/01→2026年度Q4、2027/04/01→2027年度Q1。境界が合わなければ日付列の型と年度開始月を確認してください。
月別合計と年度合計を突き合わせる
年度別の売上合計だけを確認するのではなく、元データ全件の合計と年度列でグループ化した合計を比べます。欠損日付があれば年度集計から漏れるため、欠損日付の件数・金額を別に表示します。「2026年度」の列を別部署が「2027年度(終了年)」と呼んでいる場合、表示名のずれを先に解消してください。
