OneDriveに「競合コピー」や似た名前の別ファイルが作られた場合、どちらか一方をすぐ削除しないでください。異なるPCで同時編集した内容が両方へ分かれて保存されている可能性があります。
競合コピーができた経緯を調べる
- 各ファイルのパス、最終更新日時、編集者、サイズを控えます。
- OneDriveの同期エラーや保留状態がないかを確認します。
- 共同編集に対応したOfficeファイルなのか、一般ファイルなのかを分けます。
- 元データと競合コピーの内容でどの部分が異なるか確認します。
2つの変更を比較して統合する
- 競合した両ファイルをバックアップ用フォルダへ複製します。
- まずそれぞれ開いて、追加された行・削除された文章・最後の変更部分を比較します。
- 業務上の正本を1つ決め、必要な変更を手動で統合します。
- 統合版は別名で保存し、関係者にどれを正本とするか通知します。
- OneDriveの同期が完了したことを確認してから旧競合ファイルの整理を検討します。
競合コピーを削除する前に差分を保全する
- 片方を上書きすると、もう片方にしかない編集内容を失うおそれがあります。
- Officeのバージョン履歴がある場合でも、すべての競合内容がそこへ統合されるとは限りません。
- ネットワークの切断中に同じファイルを別端末で編集する運用は競合を招きやすくなります。
採用した変更が正本へ反映されたか確認する
- 統合したファイルを別PCまたはWebで開き、双方の必要な変更が含まれるか確認します。
- 競合コピーを整理する前に関係者の合意を得ます。
競合ファイルをいきなり消さない理由
ネットワークが切れた状態でAさんとBさんが同じ文書を編集すると、OneDriveが一方の変更を別コピーとして残すことがあります。競合コピーには未反映の変更が含まれる可能性があるため、元のファイルより古い名前や日時でも即削除しないでください。
まず元ファイルと競合コピーの両方を保存し、文書なら差分、Excelならシートとセルの違いを比較します。共同編集を再開する前に、正本に採用する変更を担当者間で決め、反映後に共有先と変更履歴を確認します。競合の原因が同期停止なら、PCの同期状態も別途直す必要があります。
「コンピューター名が付くコピー」と通常の競合を区別する
MicrosoftのOneDriveヘルプでは、ファイル名にコンピューター名が付いた重複ファイルについて、保存済み資格情報の更新が関連する場合も案内しています。これはあらゆる重複が同じ原因という意味ではありません。ファイル名の付き方と同期エラーの表示を記録し、原因調査と内容の差分統合を別に進めてください。資格情報の削除などアカウントに影響する操作は、業務端末では管理者に相談します。
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競合コピーとバージョン履歴を区別する場合は、「ファイル名の版管理とOneDriveのバージョン履歴はどう使い分ける?」も参照してください。
