Power Queryで複数のファイルやWeb APIを結合した際にFormula.Firewallが出たら、接続元のプライバシー設定と、クエリが別のクエリを参照する構造を確認します。警告を消すためにプライバシー保護を無条件に無効化する方法は推奨できません。

どのクエリが別のソースを参照しているか

Power Queryエディターの[クエリ]一覧で、エラーを出したクエリと、そのクエリが参照するクエリを特定します。ファイルAの社員名簿をWebサービスへの問い合わせ条件に使うと、内部情報が外部送信される設計になり得ます。references other queries or stepsというエラーと、privacy levels which cannot be used togetherというエラーでは原因の切り分け方も異なります。

プライバシーレベルとデータ結合の関係

[データソースの設定]で接続先の一覧を開き、各ソースのプライバシーレベルを確認します。組織・個人・公開の区分は実際のデータの機密性に合わせます。クエリAでファイルを読む、クエリBでWeb接続する、クエリCで両者を統合するなど、接続と参照の責務が分かれているか、[適用したステップ]を順に追って確認します。

ステップを分割して原因を特定する

エラーが発生したステップを記録し、その直前までは更新できるか調べます。接続元の組み合わせだけを変えたテストコピーで再現すると、どのステップでデータ境界をまたいでいるか分かります。クエリの再編が必要なら、公式のプライバシーファイアウォールの説明に沿って、異なる参照と直接データソースアクセスの組み合わせを見直します。

警告回避のために保護を無効化しない

保護を一括無効化するとクエリ評価中に元データが意図しない接続先へ渡る可能性があります。業務データでは、外部へ送信されるパラメータ・接続先・認証範囲を承認者と確認します。単にエラーがなくなったことを成功条件にせず、出力した件数・値・接続先への情報開示を点検してください。

参考資料

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