毎月の請求で対象期間を間違えないためには、「請求書を発行した月」と「サービスを提供した期間」を別に管理します。定期請求表に対象開始日・終了日・発行日・入金期日を分け、同じ期間の請求を二度作らない仕組みにします。
契約の請求周期と対象期間を確認
契約書を確認し「当月分を当月請求」「前月実績を翌月請求」「四半期分を前払い」など、請求の対象となる役務期間を整理します。例:11月1日〜11月30日の保守作業を12月5日に請求する場合、請求月は12月、対象期間は11月です。初月・契約終了月・更新月に特別なルールがある場合は別の列を用意して、毎月の固定額に混ぜないようにします。
請求済み・未請求を別の列で管理
台帳の最低限の列は「契約ID、取引先、対象開始、対象終了、予定請求日、請求番号、請求状態、金額、請求書URL」です。同じ契約と対象期間の組合せを照合キーにします。請求済 だけでなく 未作成/確認待ち/発行済/取消済 を分けると、取消後の再発行も追えます。締め処理前には金額の空欄や重複キーを抽出してから請求書を作成します。
月またぎの役務と日割り条件を記録
途中解約や追加席数の変更がある契約では、日割り計算の有無や基準日を契約条件で判断します。たとえば基本料金は月額固定、追加利用は利用日から日割りという条件なら、同じ対象月でも計算根拠が異なります。決められていない日割りルールを担当者が独断で採用しないでください。旧条件・変更条件・変更日・承認者を紐付けます。
翌月の請求漏れを照合する
毎月締め前に、前月の契約一覧と今月の請求予定表を突き合わせて「契約は有効なのに対象期間の請求行がない」「同じ契約+対象期間の行が2つある」ものを洗い出します。請求書の発行日だけでは欠落を見逃すので、契約ID + 対象開始日 + 対象終了日を重複確認に使います。翌月繰越の理由も記録すれば、後から請求漏れの再発を追えます。例えば契約Aの「11月1日〜11月30日」が12月5日に発行済みなら、次回作成時は同じ契約ID・開始日・終了日の請求行を新規作成しないよう警告対象にします。ただし訂正・取消後の再発行は、元の請求番号と関連付けて別管理します。
