条件付き書式で「マイナスなら赤」を設定したのに未入力行まで色が付く場合、空白と0の扱い、数式が空文字""を返すセル、適用先の参照ずれを切り分けます。色だけを消しても次の入力で再発します。
数式が空欄に対して真になる条件
ルールの式が=$B2<=0だと、未入力セルが比較時に0とみなされるケースがあります。また見た目が空白でも、=IF(...,"",...)など数式が入っているセルは実際の空セルとは同じではありません。まずB2を選択して数式バーを確認し、空セル・空文字・実際の0・負数の4種類を区別します。
空白判定を先に追加するルールの書き方
例えばB列の残高が負の場合だけ行に色を付けるなら、A2:D100を選択して条件付き書式の[数式を使用]に=AND(ISNUMBER($B2),$B2<0)を指定します。ISNUMBERで非数値を除外してから負数を判定します。B列が空文字を返す数式でも、0と誤判定しにくくなります。文字列の「-100」は数値ではないため、数値へ正規化する工程が別に必要です。
適用先の範囲と相対参照を確認する
[ホーム]→[条件付き書式]→[ルールの管理]で「適用先」が=$A$2:$D$100か確認します。式の$B2は列だけ固定・行は相対参照です。もし$B$2にすると全行がB2の結果だけで判定されます。10行程度のテスト表で空白、空文字、0、-1、5を混ぜ、-1の行だけ色が付くか確認します。
空文字を返す数式が混在する場合
実際の空白だけを除外するNOT(ISBLANK(B2))は、空文字を返す数式には期待どおり働かないことがあります。「見た目が空白」という判定には=$B2<>""、数値判定にはISNUMBERなど、用途に合う条件を使い分けます。古い競合ルールが残っている場合は優先順位と[条件を満たす場合は停止]も点検してください。
