GoogleスプレッドシートのCOUNTUNIQUEで「何も入っていないのに1件増える」と感じたら、空欄を含む範囲をそのまま数えていないかを確認します。ユニーク値を数える処理と、空欄・空文字を除外する処理は別に設計します。
重複排除と空白除外は別の操作
A2:A100に顧客コードがあり、一部が空白のケースです。=COUNTUNIQUE(A2:A100)の結果だけを見ると、空欄や数式が返す""が意図に合わない形で数に影響することがあります。何を「顧客1件」とみなすかを先に定義し、空欄、スペース、大小文字、全角半角をどこまで同一扱いするかを決めます。
空欄を除いてユニーク件数を求める式
単純な空欄を除外するなら=IFNA(COUNTUNIQUE(FILTER(A2:A100,A2:A100<>"")),0)とします。まずFILTERで空欄以外の値だけ抽出し、その結果のユニーク件数を返します。スペースだけのセルも除外したい場合は補助列B2に=TRIM(A2)を作り、B列を数える方法が確認しやすいです。ただしTRIMが消すのは主に通常の空白で、全角スペースなどは別途正規化します。
スペースだけ入ったセルを見つける
検査用にA2=東京、A3=大阪、A4=東京、A5=空白、A6=スペース1個とします。正規化前の値と補助列の値を並べ、どの値が別扱いになっているか見ます。空欄だけを除く式と、TRIM後の列を数える式の差を台帳へ記録しておけば、集計結果の変化を説明できます。
入力件数とユニーク件数を照合する
「同じ顧客」の判断を表示名に任せると、同姓同名や表記ゆれを混同します。業務では顧客IDなど一意のキー列を対象にしてください。回答の欠損を数字から隠すのではなく、空欄の件数は別欄にCOUNTBLANK等で示すと、ユニーク件数との混同を防げます。
