家庭教師の請求ミスは、授業予定と実施回数がずれたときに起きやすくなります。月末に『予定・実施・休講・振替・単価』を1表で照合します。

この記事では、予定・実施・休講・振替・単価を照合して、その月の請求額を確定するまでの手順を整理します。振替や休講で請求回数がずれやすいときに使ってください。

先に結論

請求書を作る前に、当月の予定授業を1回ずつ1行に並べた照合表を作り、各回の状態(実施/休講/振替/未確定)と単価を埋めます。請求額は照合表の合計から出し、説明できない差が残る行があるうちは請求を確定しません。

手順

  1. 当月の予定授業を一覧にする。
  2. 各回を実施/休講/振替/未確定へ分類する。
  3. 振替分が二重に数えられていないか確認する。
  4. 契約単価・交通費等の条件を当てる。
  5. 請求対象回数と金額を確定し、照合表を保存する。

実務での確認チェック

  • [ ] 休講を請求していない
  • [ ] 振替元と振替先の両方で同じ授業を数えていない
  • [ ] 単価が変わった月は、変更日の前後で正しい単価を当てている
  • [ ] 交通費等の条件を契約どおりに反映している
  • [ ] 保護者に確認が必要な差異を、請求前に連絡している

具体例

予定4回のうち1回休講、1回は翌月振替なら、当月請求回数は契約条件を確認して決めます。単純に予定4回で請求しません。

照合表の例

予定日 状態 振替先 当月に請求するか 単価 備考
10/3 実施 ― する 〇〇円
10/10 休講 ― しない ― 休講の理由を記録
10/17 振替 11/7 契約条件で判断 〇〇円 11月の表にも同じ授業として記載
10/24 実施 ― する 〇〇円

表ができたら、「実施」の行数を授業記録(授業報告や出席メモ)の件数と突き合わせます。振替の行は、翌月の照合表でも振替元の日付を備考に書いておくと、二重計上に気づきやすくなります。

よくある失敗

  • 予定回数をそのまま請求回数にして、休講分まで請求してしまう。
  • 振替授業を、元の月と振替先の月の両方で数えてしまう。
  • 月の途中で単価が変わったのに、すべての回を新しい単価で計算してしまう。
  • 照合表を残さず、保護者から問い合わせがあったときに根拠を示せない。

このページでは扱わないこと

請求確定後の帳簿付けなどの会計処理は扱いません。このページは、授業実績から請求額を決めるまでの工程に絞っています。

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  • 請求確定後の会計処理

確認日: 2026-09-28

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