Wordの議事録や手順書で、番号付きリストが「1、2、3」と進んだ後、突然「1」に戻ることがあります。同じリストを続けたいのか、新しいリストを1から始めたいのかを決め、Wordの段落番号メニューで操作するのが基本です。番号の数字を直接打ち替えると、後で行を追加したときに再び番号がずれることがあります。

まず、どこで番号が切れているかを確認する

たとえば、作業手順が「1. 受付」「2. 確認」「3. 送信」のあと、次の行が再び「1. 保存」になった場合、Wordが別のリストとして認識している可能性があります。見た目が同じ数字でも、複数のリストに分かれていることがあります。

途中に見出しや説明文を挟んだとき、別文書から文章を貼り付けたとき、番号付きを解除して再設定したときなどに起こりやすい問題です。まずは番号を直す前に、一つの連続した手順なのか、独立した手順の始まりなのかを考えます。

連番を続けるときの操作

  1. 文書をコピーし、誤って「1」に戻った行を選びます。
  2. 数字部分を右クリックして、段落番号に関するメニューを開きます。
  3. [番号を継続]などの項目があれば、前の連番につながる設定を選びます。メニュー名は版や状態により異なります。
  4. 前の段落の最後が「3」で、問題の行が「4」になるかを確認します。
  5. 直後の行も「5」「6」と続いていることを確認します。

メニューで継続を指定できない場合は、段落番号の設定から開始値を確認します。数字の前に直接「4. 」と入力して済ませないようにしてください。見た目は直っても自動採番から外れてしまうためです。

別の手順を1から始めたい場合

逆に、別の章で「1」から始めたいのに前の章の番号が続いてしまう場合は、対象リストの番号部分を右クリックし、[1から再開]などの操作を使います。公式サポートにも段落番号を1から再開始する方法が示されています。

大きな文書では、「章ごとに番号を振り直す部分」と「全文を通して連番にする部分」を混在させない方が管理しやすくなります。たとえば「第1章の手順」は独立リスト、「第2章の手順」も別リストにする、といった基準を決めます。

特定の番号から始めたい場合

途中の手順が別ページから始まり、表示上だけ「7」から始めたい場合があります。このときも数字を打ち替えず、番号部分を右クリックして[番号の設定]のような項目から開始値を設定します。

ただし、本来は一続きのリストを無理に7から開始させているだけなら、前のリストとの連続性を修正した方が保守しやすくなります。複数箇所で番号を手動設定すると、後で項目を挿入した際に整合を取る手間が増えます。

直したのにほかの箇所が変わった場合

リスト全体を選択した状態で段落番号設定を変更すると、問題の1行だけでなく周辺行に影響することがあります。意図した範囲だけが選択されているか確認してください。Wordの[複数レベルのリスト]で章番号と連動している場合は、通常の番号付きリストとは別の設定が関係することもあります。

また、貼り付け元が異なる書式を持っている場合は、リスト全体でスタイルをそろえてから番号継続を設定すると整理しやすくなります。

最後の確認

修正後は「番号が重複していないか」「番号が飛んでいないか」「別の手順が意図せず連番になっていないか」を確認します。印刷用の手順書や社内規程では番号そのものが参照先になるため、見た目が揃っているだけでなく、追加や削除に追随する自動番号の状態に戻すことを目指します。

参考資料

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