納品事故は、難しいバグより「入れ忘れ」「古い版」「説明不足」で起きることがあります。

送信ボタンを押す前に、確認を一定の順番へ固定しておくと抜け漏れを減らせます。

ファイル構成

まず、必要なファイルがそろっているかを見ます。

  • 成果物本体
  • README
  • 必要な設定ファイル
  • サンプル
  • 説明書
  • ライセンスや注意事項

「自分のPCにはあるがZIPには入っていない」を防ぎます。

内容

開くだけではなく、中身を見ます。

文書なら誤字・日付・顧客名・金額。Excelなら数式・シート名・表示崩れ。アプリなら設定値や初期データです。

別案件の名前が残っていないかも確認します。

動作

ツールやアプリなら、納品するファイルから起動します。

開発フォルダーでは動くが、ZIPから展開すると動かないケースがあります。

可能なら「新しいフォルダーへ再展開して起動」まで行います。

版

ファイル名と中身の版が一致しているか確認します。

v1.2.zip の中身が実はv1.1という事故を避けます。

古い成果物を同じフォルダーに残さない方が安全です。

README

受け手が最初に読む場所を1つに決めます。

READMEには最低でも、

  • 何のファイルか
  • 使い方
  • 動作条件
  • 既知の制限
  • 問い合わせ時に必要な情報

を入れます。

リンク

ショートカット、相対パス、外部URLがあるなら、納品物側から開けるか確認します。

自分のPCだけに存在する C:\Users\... のような絶対パスが残っていないかも見ます。

秘密情報

APIキー、パスワード、ログ、顧客データ、テスト用個人情報が残っていないか最後に確認します。

最後は「納品物そのもの」を再検証する

開発元ファイルではなく、実際に送るZIPやPDFそのものを開いて確認するのがポイントです。

作成元が正しくても、圧縮・変換・書き出しで欠落することがあります。

納品前QAは、品質を上げる作業というより、送った後に戻れない事故を止める最後のGateです。

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