Wordで文章を消したのに、最後に1ページだけ白紙が残ることがあります。まず[編集記号の表示]をオンにし、空白ページにあるのが段落記号・手動改ページ・セクション区切りのどれなのか確認してください。 原因によって安全な直し方が違います。とくにセクション区切りを無造作に削除すると、ヘッダーやページ設定まで変わるおそれがあります。

原因を見える状態にする

文書のコピーを保存してから、Windows版Wordで[ホーム]→[編集記号の表示/非表示]を選ぶか、Ctrl + Shift + 8 を押します。普段は見えない段落末尾の記号、改ページ、セクション区切りが表示されます。

まずは白紙ページの冒頭と、前のページの最後を見ます。何も表示されないように見える場所にも編集記号が残っていることがあるため、Deleteを連打する前に位置を特定します。

ケース1:空の段落だけが続いている

空白ページに複数の段落記号が並んでいる場合、不要な改行で次ページが作られている可能性があります。不要な段落記号だけを選び、BackspaceまたはDeleteで少しずつ減らします。

注意したいのは、余白を作るために何十回もEnterを押した文書です。次回の文字修正でページ配置が再び壊れます。必要な間隔は[段落]の前後の間隔やレイアウト設定で調整します。

ケース2:手動改ページがある

ページ境界に[改ページ]と表示されていたら、文書の中に手動のページ区切りが入っています。不要ならその改ページを選択して削除します。手動改ページは消せますが、Wordが紙面に合わせて自動で挿入する改ページは削除する対象ではありません。自動改ページは段落設定や用紙サイズを調整して位置を変えます。

ケース3:表の直後に最後の段落が押し出されている

文書の最後が表で終わる場合、Wordが必要とする最後の段落記号が、表の下に入らず次ページへ押し出されることがあります。この段落は単純に削除できません。

  1. 最後の段落記号を表示し、その段落記号だけを選びます。
  2. Microsoft公式が案内するように、文字サイズを小さくする方法を検討します。たとえばフォントサイズを1ポイントにすると、前ページへ収まる場合があります。
  3. まだ押し出される場合は、表の高さや下余白も見直します。

これは表の文字や本文全体を小さくする操作ではありません。最後の段落記号だけを対象にする点が重要です。

ケース4:セクション区切りが空白ページを作っている

[セクション区切り(次のページ)][奇数ページ][偶数ページ]などの区切り方は、見開きの章立てやページ番号の制御で使われます。そのため、白紙ページが仕様どおりに現れている可能性もあります。

セクション区切りを削除する前に、前後のヘッダー、フッター、ページ番号、縦横の用紙設定を確認してください。目的が「ページは続けたいがセクション設定は残したい」なら、区切り種類を[現在の位置から開始(連続)]などへ変更する方が適切なことがあります。編集記号の削除だけで処理しないようにします。

まだ白紙が残る場合の確認順

  • 段落の[段落前で改ページする]がオンではないか。
  • 表の行高・余白・段落前後の間隔により、最後の1行だけが押し出されていないか。
  • セクションが「奇数ページから開始」など、見開きを前提にしていないか。
  • Word Web版ではセクション区切りの変更に制限があるため、必要に応じてデスクトップ版で開いているか。

どの操作をして直ったかを確認できるよう、1つ変更するたびにページ数を再確認すると原因の切り分けがしやすくなります。

参考資料

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