次回指導メモは、授業記録の要約ではありません。次の授業を30秒で再開するために、開始点と未完了だけを残します。

この記事では、残す項目を「開始点・つまずき・宿題・次回最初の行動」の4つに絞り、書き方と確認ポイントを整理します。

先に結論

次回指導メモは、①どこまで進んだか ②どこで止まったか ③宿題は何か ④次回最初に何をするか の4項目を、それぞれ1行で残せば足ります。授業の様子や感想まで書こうとすると続かず、読み返したときにも必要な情報が埋もれてしまいます。

手順

  1. 今回どこまで進んだかを1行で残す。
  2. 理解が止まった箇所を1つ残す。
  3. 宿題・確認事項を残す。
  4. 次回最初にやる行動を動詞で書く。
  5. 必要な教材・ページ番号があれば付ける。

実務での確認チェック

  • [ ] 長文日記になっていない
  • [ ] 次回の最初の行動が分かる
  • [ ] 宿題の有無が分かる
  • [ ] 教科書ページ等が特定できる

具体例

『数学P42例3まで/平方完成で符号ミス/宿題P43-2〜4/次回は宿題確認→例4』なら、次回すぐ再開できます。

次回指導メモのひな形

授業の直後に、〇〇の部分だけを埋めます。

【次回指導メモ】〇月〇日 / 生徒名 / 科目
進んだところ:教材名 P〇 〇〇まで
止まったところ:〇〇(例:平方完成で符号ミス)
宿題:教材名 P〇-〇〜〇(出していない場合は「なし」)
次回最初にやること:〇〇を確認 → 〇〇へ進む

4行すべてが埋まっていれば、次回はメモを読むだけですぐ授業を再開できます。空欄が残っていたら、その場で書き足してから閉じます。

よくある失敗

  • 授業の感想や様子を長文で書き、次回の開始点がすぐに見つからない
  • 「P42まで」とだけ書いて教材名がなく、どの教材の話か分からない
  • 「復習する」のように行動が曖昧で、次回最初に何をするか決まらない
  • 宿題を出したかどうかを書き忘れ、次回の確認が漏れる
  • 授業直後ではなく後からまとめて書こうとして、内容を思い出せない

このページでは扱わないこと

理解度の推移や指導方針まで含めた詳しい指導記録の付け方は扱いません。このページは、次の授業をすぐ始めるための短いメモに絞っています。

関連ページ

  • 詳しい記録を残したい場合:家庭教師・個別指導の指導記録に残す項目|内容・理解度・課題・次回
  • 保護者へ授業内容を伝えたい場合:授業後の保護者連絡を短くまとめる型|できたこと・課題・宿題・次回
  • 面談前に情報を整理したい場合:保護者面談の準備チェックリスト|成績・課題・家庭状況・次の合意

あわせて使えるもの

毎回同じ形式でメモを残したい場合は、仕事ツール販売所の家庭教師・塾運営向けツールも参考にしてください。このページのひな形だけでも、次回指導メモは作成できます。

参考

  • 本記事は、家庭教師・個別指導で一般的に行われている記録方法をもとに構成しています。

確認日: 2026-09-28

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