PowerPointで写真をトリミングして見える部分を小さくしても、隠れた画像データがファイル内に残ることがあります。容量削減には通常のトリミングだけでなく画像圧縮と切り抜き領域の削除を確認します。
切り抜きとデータ削除の違いを見分ける
- ファイルサイズが大きい原因が画像なのか動画・埋め込みフォントなのかを分けます。
- 同じ画像が複数枚あるとき、毎回別の高解像度画像として埋め込まれていないか確認します。
- 画像を選択できずスライド全体が1枚画像なら、元図形の編集データは別に保存されているか確認します。
- PPTXをコピーして容量を記録し、変更前後のサイズを比較できるようにします。
切り抜き領域を消す前にコピーを残す
- 元ファイルを残したまま複製ファイルで作業します。
- 対象画像を選択し[図の形式]または[図の書式]→[画像の圧縮]を開きます。
- [この画像にのみ適用する]の有無を確認し、対象を1枚にするか全画像にするか決めます。
- [トリミングされた画像の領域を削除する]を選ぶと、見えない範囲の画像データを削除できる場合があります。
- 保存後にPowerPointを閉じ、再度開いて見た目とファイルサイズを比較します。
切り抜き領域は削除後に復元できない
- 削除したトリミング範囲は後から元に戻せないため、写真の再編集があり得るなら元PPTXを保持します。
- 可読性の高い図表まで低解像度に圧縮しないでください。
- 文字が多い画像は写真より圧縮ノイズが目立つので、結果を目視で確認します。
容量と画像品質を両方確認する
- 作業前後の容量だけでなく、画像のズレ、切り抜き、文字の輪郭を比較します。
- 容量がほぼ変わらない場合は、埋め込み動画、フォント、別の重い素材が原因である可能性を確認します。
容量と再編集性のトレードオフ
例として、4000×3000ピクセルの写真を細長くトリミングしても、見えていない領域の画像データが残っていれば容量は大きいままです。PowerPointの画像圧縮で「トリミングされた画像の領域を削除する」を使うと容量削減につながりますが、後で写真の切り抜き位置を変えても元の外側は取り戻せません。
変更前後で①PPTXのファイルサイズ、②写真の見え方、③後からトリミングを戻せるか、の3つを確認します。1枚だけの修正なら「この画像にのみ適用する」を使い、プレゼン全体の画像を意図せず圧縮しないようにします。写真が原因でないと判明したら、動画や埋め込みファイルの容量を別に調べます。
