PowerPointに透明背景のロゴを貼ったのに白い四角が出る場合、画像そのものに透明部分が入っているかと、貼り付け・保存の途中で不透明な画像へ変換されていないかを調べます。画像の「透明度を下げる」機能は、白背景をきれいに除去する処理とは別です。
透明情報を持つ画像形式を確認
まず元画像を画像編集ソフトで開き、背景が本当に透明になっているか確認します。透明を保持できるPNGやSVGで保存されたファイルでも、実際には白で塗られた画像の場合があります。JPEGは一般に透明ピクセルを保持できないため、JPEGへ保存し直した版から透明背景を復元しようとしても元の透過情報は残りません。
画像の保存・再挿入で変化する箇所
PowerPointの[挿入]→[画像]から元の透明画像を直接挿入します。Webページからのコピー貼付けやスクリーンショットでは、コピー時に白背景が合成される場合があります。元PNG/SVGを再挿入して改善するかを比較してください。PowerPointには画像全体の透明度調整がありますが、全体を半透明にする操作と、背景の白だけを透明にする操作は目的が違います。
画像背景とスライド背景を見分ける
問題の白い部分が画像データにあるのか、スライドに置いた白い図形なのかを[選択ウィンドウ]などで確認します。スライドの背景と画像の背景がともに白い場合、透過できているように誤認するため、検証用の濃い色の背景へ一時的に重ねて調べます。透明部分を持つ元ファイルが手元にないなら、適切な画像編集ソフトで背景除去を検討します。
PDF出力後の見え方も検査する
透明PNGを濃色・淡色2種類のスライドへ配置し、ロゴの縁が白く残らないか確認します。PNGとして書き出した場合、PowerPointからPDF化した場合、プレゼンテーションを別PCで開いた場合の3経路で比較します。画像の透明度調整によって文字やロゴ本体まで薄くなっていないかも見てください。
