PowerPointのスライドマスターでフォントや色を変更しても、一部の文字だけ変わらない場合、その文字がマスター由来のプレースホルダーではなく個別に書式設定されている、またはスライドに変更後のレイアウトが再適用されていない可能性があります。全スライドを一律に上書きする前に原因を切り分けます。

マスターと個別レイアウトの優先関係

[表示]→[スライドマスター]で対象レイアウトを確認します。スライドマスターは最上位、実際のスライドが使うレイアウトはその下のサムネイルにあります。変更したレイアウトと、問題のスライドに適用されているレイアウトが一致するか調べます。通常のテキストボックスへ直接入力した文字は、タイトル用プレースホルダーとは制御方法が異なります。

直接変更されたフォントや色を探す

直接指定したフォント・色・サイズはプレースホルダーのテーマ書式より優先される場合があります。本文1つだけが変わらないなら、その文字列を選んでフォントや文字の色が直接指定されていないか確認します。ロゴ・注記・数式など意図的な例外は保持し、全テキストボックスを無差別に統一しないでください。

スライドのレイアウトを再適用する

レイアウトのプレースホルダーを変更したら、Microsoft公式は該当スライドでレイアウトを再適用することを案内しています。対象スライドを選び[ホーム]→[レイアウト]から正しいレイアウトを選び直します。[ホーム]→[リセット]でレイアウト由来の配置を戻せる場合がありますが、個別調整した配置に影響するので、作業コピーで比較してください。

修正してはいけない例外箇所を確認

変更前後で3種類のスライド(タイトル・本文・図解)をPDFに書き出し、見出し・本文・注意書きの色とフォントを比較します。見た目が揃っていても、別PCで代替フォントへ置換される可能性があるため、共同編集する資料では利用可能フォントも確認します。

参考資料

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