連絡なしで生徒が授業に現れない場合は、通常の振替連絡より先に安全確認と連絡手順を優先します。契約上の欠席扱いは、その後に分けて確認します。

この記事では、安全確認 → 連絡 → 契約ルールの確認 → 振替の判断という順番で対応するための手順と確認ポイントを整理します。対象は、生徒が連絡なく欠席したときに、何から確認すればよいか迷う場面です。

先に結論

連絡のない欠席では、まず生徒の所在と安全を確認し、料金や振替の話はそのあとに分けて扱います。欠席扱い・キャンセル料・振替の可否は契約や規約で決まるため、その場で判断せず、状況が分かってから規約に沿って整理します。

手順:安全確認と授業扱いを2段階に分ける

無断欠席時は、次の2つの段階を混ぜずに順番に進めます。

A. 安全・所在の確認(最初に行う)

  1. 授業の開始時刻と、オンラインなら接続状況、訪問なら到着状況を確認する。
  2. 事前に決めてある連絡先(保護者など)へ、決めてある順番で連絡する。
  3. 未成年者で安全上の懸念がある場合は、契約先・保護者・運営ルールに従って必要な連絡を行う。
  4. 連絡した時刻・手段・相手・結果を記録しておく。

B. 授業扱い・料金・振替(状況が分かってから)

  1. 連絡が取れて状況が分かってから、欠席の理由を確認する。
  2. 欠席扱い・キャンセル料は各家庭教師・塾の契約・規約に従って確認する。
  3. 振替の可否と日程は、授業扱いとは別に調整する。

本記事では「何分待てば請求」「必ず振替不可」といった共通ルールは示しません。契約によって異なるため、ご自身の規約を確認してください。

実務での確認チェック

  • [ ] 安全確認の連絡に、料金や欠席扱いの話を混ぜていない
  • [ ] 連絡する相手と順番を事前に決めている
  • [ ] 開始時刻から何分待って連絡するかを、自分のルールとして決めている
  • [ ] 連絡した時刻・手段・相手・結果を記録している
  • [ ] 生徒の状況や欠席理由を、関係のない人に伝えていない

具体例

無断欠席の直後に『本日分は請求となります』から始めず、まず所在と状況を確認します。最初の連絡は、たとえば次のように事実と確認のお願いだけにします。

〇〇様
〇〇です。本日〇時からの授業ですが、〇〇さんがまだお見えでない(接続がない)ため、ご連絡しました。お手数ですが、状況をお知らせいただけますでしょうか。

授業扱いや振替は、状況が分かったあとに規約に基づいて改めて連絡します。

よくある失敗

  • 最初の連絡で料金や欠席扱いに触れる:安全確認より請求の話が先になり、保護者との関係を損ねやすくなります。
  • 待つ時間と連絡先の順番を決めていない:その場で迷い、確認が遅れます。事前に自分のルールとして決めておきます。
  • 連絡の記録を残していない:後で授業扱いを確認するときに、いつ誰へ連絡したかが分からなくなります。
  • 欠席の事情を関係のない人に伝える:生徒の状況や欠席理由は、未成年者の個人情報として扱います。

このページでは扱わないこと

  • 事前に連絡がある通常の欠席や振替の調整(このページは、連絡のない欠席への初動に絞っています)

補足

  • 本記事は、家庭教師・個人塾での欠席対応の一般的な流れをまとめたものです。欠席扱い・キャンセル料・振替のルールは、必ずご自身の契約・規約を確認してください。

確認日: 2026-09-28

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