Wordの両面印刷で左右の余白が逆に見える場合、左右を固定した余白設定と、見開き用の内側・外側余白設定を混同している可能性があります。製本・左とじ・右とじなど、実際にどちら側をとじるのかを決めてから設定します。
通常余白と見開き余白の違い
通常の「左30mm・右15mm」は奇数ページも偶数ページも同じ左側に広い余白を設けます。見開き印刷の冊子では、奇数ページと偶数ページでとじ側が交互になるため、「内側30mm・外側15mm」のようなミラー余白が便利です。見開き表示の左右と実際の紙の表裏の向きも一致するように確認します。
内側・外側・とじしろの設定
デスクトップ版Wordで[レイアウト]→[余白]→[ユーザー設定の余白]を開き、[複数ページの印刷設定]で[見開きページ](ミラー余白)を選びます。表示が[内側]と[外側]になったら、用途に合う寸法を設定します。さらに綴じ部分に追加の余裕が必要なら[とじしろ]を指定します。Word for the webでは同じ設定の作成を提供しない場合があります。
奇数ページと偶数ページでプレビュー
本の左とじ・右とじ、縦書き・横書き、プリンタードライバーの短辺とじ・長辺とじはそれぞれ別の設定です。Word側の余白だけを調整しても、プリンターの裏面向きが逆なら正しく製本できません。用紙を節約するために本文全体を印刷する前に、1〜4ページを試し刷りして綴じ方向を確認します。
綴じ方向に合わせた印刷検査
1枚目の表を「1ページ」、裏を「2ページ」として重ね、穴あけやホチキス位置に十分な空きがあるかを実寸で確認します。見開き設定を選んでいないことが原因なのか、プリンタードライバーの両面方向が違うのか切り分けます。印刷前にPDF化する場合も、PDF上の余白と実際の両面印刷指定は別に検査します。
